2010年11月23日火曜日

心意気!

ようやく私の週末です。

1週間の締めの仕事は、もうすぐ5歳になる女の子のピアノレッスン。
9月から初めて早3ヶ月です。
ピアノや音楽遊び、ソルフェージュなどをしていると
あっという間に30分が過ぎていきます。

彼女はパパがイタリア人、ママが日本人なのですが、
ママや日本人と話すときは徹底して日本語のみです。
容赦はしません!
Bra~va!なんて言った日には、すかさず彼女のチェックが入ります。

そんな彼女との会話。

私「昨日はどこに行ってきたの?」
彼女「・・・・・・・・・・・・・」
しばし無言。
ママのほうが心配になって
「Bagno Vignoni(有名な温泉地)へ・・・」と言うや否や
「ママ!イタリア語でいっちゃだめでしょ。日本語で言わなきゃ」
ですって。
私もママも目が点。

さすがに地名まで日本語でいうわけにはいかず・・・。
そういえば、先週のお稽古の時、
「今度健康になるところに行く」って言ってました。
これってきっとBagno vignoniの彼女なりの翻訳だったのでしょうねきっと。
かわゆい~。

その心意気に私は感動しました。 そう導いたご両親にも。

こういう小さなことの積み重ねが、
ピアノにしても語学にしてもサッカーにしても、
ま~要するにおけいこ事やお勉強には必要なのですよね。
何事も小さなことからコツコツと。
はい、反省。

でもね、そのあと、
「このCollana(ネックレス)はさ~」って言うところが
子供らしくてかわいいところですけど☆☆☆

4 件のコメント:

Mariko さんのコメント...

すごい!
彼女もご両親も偉いですね。
従姉妹の子供がイタリア、日本のハーフ…じゃなくて今はダブルっていわないといけないんですよね?ダブルなのですが家でイタリア語でしか話さなかったので全然日本語できないんです。
私も頑張って日本語でお喋りするようにしなくちゃ!

leo さんのコメント...

Marikoさま
いろんな考え方があるので
Marikoさんの従姉妹のお子さんのように
徹底的にイタリア語で生活する選択だってあって当然かと思います。
ただ、せっかく生まれながらに両方の文化を持っているのだからそれを生かせてあげる選択も素敵かなって。イタリアで生活すれば、いやでもイタリア語は上達していくわけですから、ならば日本語の環境を作ってあげてもいいかなって。ちなみにMarikoさんのお子さんとはひたすら日本語で話しますよ~って、日本語しかできないし!

kono さんのコメント...

なるほど、ブラヴァもダメなのですね。
そういう時は、「も~っ、てんさ~い」って言って上げるのでしょうかね。
そうすれば、チェックが入るお母様も喜ぶと思うし。

でも、温泉の行は面白いですね、バカ受けです。 

leo さんのコメント...

supertoscanaさま
この子の場合、子供が容赦ないんですよね、
「あ、先生イタリア語しゃべった」って。
日本語が分からないときは
「これは日本語でどういうの?」って聞いてくるし。そこまできたらたいしたものですよね。
ちなみにBravaのかわりは、天才のほかに、すごいとか花まる~と言ってます。