2010年1月4日月曜日

滞在許可書巻一

イタリアで長期滞在するために、
EU圏外のみなさんに必ず必要なものがこれ、滞在許可書。
イタリア語では「Permesso di soggiorno」といい、
友人とこの話をするときは「Permesso」と、頭の単語だけを使って
語り合います。

この話、どこから話していいのか分からないんだけど
何回かに分けてゆっくり記録していこうと思います。

6年前にイタリアの地を踏むためにゲットしたのが
「学生」でのPermesso。
当時、フィレンツェ大学の外国人コースに2年間通いました。
すでにその時も(もちろん今も)、「複数年」での通学許可書を携えていない限り、
現地(つまりイタリアで)での更新は出来なかったため、
一度日本のイタリア大使館で取り直しました。
しかも、フィレンツェ大学の外国人コースは複数年では
通学書を出してくれません。最大1年。

静岡の私は、東京の大使館。
噂に聞くと、東京と大阪(領事館)は扱いに違いがあるらしく、
一般的には大阪の方が大変らしいです。
(今はどうなんでしょう)

2年経って、さあ、次はどうしようと考えました、
その時は労働に切り替えることなんてできるとも思っていなかったため
今度は私立の学校に「複数年」契約で通うことに。
もちろん、このときも日本に帰り、取り直しました。
さすがに3度目のVisto(ビザ)取得となると大使館のチェックも厳しく、
それまでなかったイタリア人大使館員とも面接をしました。
書類は揃えてあったのでゲットできな訳がない!とわかっていても
生きた心地がしなかったわ。

どうにかVistoが発行されたと思ったら、
パスポートの期限が引っかかり、1年のところを9ヶ月しかでませんでした。
ま、この場合は、現地で残り3ヶ月分の更新が出来ましたが。

1年みっちり通い(の割には未だにつたないイタリア語力・・・)、
次の年は、こちらですんなりと更新手続きができました。

やっぱり長くかかるね、この話。

巻一終了

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