震災後、どうしても前向きになれずくすぶっていました。
被災地の方々は復興に向けて前向きに生きていらっしゃるのに・・・。
ここ数日、イタリアで私ができることを考え、
なんとか方向性を見いだしたところに
かつての教え子たちから手紙やらメールやらが届きました。
彼らが11歳(小5)だったときに私は教員をやめてイタリアへ渡ってきました。
それから7年。
手を焼かせた彼らも18歳になり、
高校を卒業して新たなステップを踏みだす春がやってきました。
志望校に進学する子、志望校には届かず第2志望の大学に進学する子、
美容師を目指して専門学校に通う子、親元離れて一人暮らしを始める子・・・。
いろいろな思いを胸に抱きながら、
春の訪れとともに彼らにも新しい一歩が築かれ始めました。
日本があれだけの災害に遭いながらも、
季節は巡り、春がやってきます。
春を待ちわびて、桜が咲き始めます。
私たちは自然の恐怖におびえながらも、
自然の恵みに感謝します。
今、私にできること。
イタリアの地で、
日本語を、日本の文化を、日本の出来事を子供たちに正しく伝えていくこと。
いずれ子供たちが成長し、日本が復興した時に
何らかの形でイタリアと日本の架け橋になってくれるだろうと信じて。
春は必ずやってきますから!
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