心電図検診

今日は心電図検診に行ってきました。

予約時刻は５時、アルノ川沿いのとある検査所にて。

４時４５分頃到着して
受付の若いお姉さんに予約してある旨を伝えると
「チケットを払ってきて」
といわれる。

チケットとは、何度説明をきいてもよく分からないのだけれど
要するに、保険でまかなえない分の差額が書かれた紙のことらしく、
今回は差額３１．５０ユーロを払わなければなりませんでした。
以前は、受付で現金払いをしていたのですが
最近「支払機」なるものが検査所に設置されているところが多く、
そこで保険証などを入れて指定額を現金やカードで支払えるという
サービスがかなり普及してきました。
今回、私もその方法でまずは支払いを済ませることに。

私の前に一人、男性が機械を使って支払いをしていました。
「ちゃりん」とおつりが落ちる音がしているのに
その男性、
「おつりが出てくるところがないじゃないか！」
と鼻息荒くいらだっている・・・。

「あの～、その下におつりが・・・・」
と低姿勢で教えてあげると
「あはは、上ばかり見ていて気付かなかったよ」
とすぐさま上機嫌になる。
身代わりの速さ、すごいよね。イタリア。

自分の分もさささっと済ませ、レシートを持ってまた受付に行くと
「１階の８番の部屋に行って」と指示されました。
行くとすぐに私の番。

上着を脱いでベッドに横たわり、
看護師さんが手際よくはかってくれました。
しかし、肝心のお医者さんが携帯でお話し中・・・。
上半身裸のまま、ベッドの上でしばしお医者さんを
待ちました・・・・。１０分は待ったぞよ。

ようやくお医者さんが来ると
「たばこ吸う？糖尿？家族で心臓病の人いる？薬飲んでる？」
すべて「NO！」と言うと
「じゃあ、なんで検査に来たの」ですって。
「だから、ここ数年検査してないから」
「あ～ただのコントロールね」と言いながら
診断結果をPCに打ち込んでプリントアウトして
「ファミリードクターに宜しくね、さようなら」
で、終了。


「あの～悪いところないんですか？」
「ないよ」

以上、終わり。

イタリアにしては時刻通りに始まり、時間内に終わりました。
お医者さんの携帯話がなければもっと早く終わってたけど。

今日の血圧：１３５～８０